2008-03-15 Sat. [長年日記]
_ 大阪・アート・カレイドスコープ 2008《大阪時間》
去年に引き続き,大阪・アート・カレイドスコープへ.
谷町エリアと船場エリアの近代建築ビルを中心とした会場での現代美術展.今年は去年と比べ会場の数がかなり縮小され,16ヶ所から10ヶ所に減少してしまう.
大阪府立現代美術センター -> 難波宮跡史跡公園 -> 綿業会館 -> 船場ビルディング -> 北野家住宅 -> 大阪ガスビルディング -> 芝川ビル -> 伏見ビル -> 東横堀緑道 -> 大阪証券取引所ビル
プロデューサーが北川フラムだからなのか越後妻有アートトリエンナーレで見たことがある作家が多く親しみが持てます.
印象に残った作品は土屋公雄《時の集積》@大阪府立現代美術センターと平丸陽子《view》@難波宮跡史跡公園,かなもりゆうこ《ヴァリアント》@芝川ビルあたり.行武治美《無題》@船場ビルディングは,越後妻有での作品がすばらしかっただけに,少し残念な印象.
全部見て回るのに 3時間程度かかってしまい,鶴橋でのお好み焼を食べ損ねてしまう.しくしく.またそのうち...
帰りも18きっぷでとぼとぼと.







_ ハプスブルク帝国の情報メディア革命 - 近代郵便制度の誕生 (菊池良生)
ヨーロッパにおける郵便制度誕生と発展の物語.
当初はエンドtoエンドで飛脚が走って配達していた郵便.途中に中継所を設ける駅伝方式の開発,馬の登場によるスピードアップ,馬車とそれに同乗する人々の登場による旅行の流行,そして輸送する手紙も公用のものに限られていたのが私用にも拡大され,などといった16世紀からの紆余曲折の歴史がとても興味深いです.
旅先からの絵葉書って出さなくなりましたね.今では国内はもちろん海外からでも blog 更新や写メールが当たり前っていう世の中ですし...
_ 最短経路の本(P.グリッツマン,R.ブランデンベルク)
数学の苦手な女の子レナ(15才)が父親に買ってもらったパソコンにインストールされていた人工知能ビムに最短経路をテーマにグラフ理論を教えてもらうという数学小説.
内容としては情報系の大学生のかなり初心者向けといったレベル.有向グラフ,NP問題,O(n) あたりのお話が登場してきます.
この春は新しい駅が出来たり新しい路線が開通したり,JRと私鉄の連絡定期券の発売範囲が拡大されたりと Suica / PASMO システムの中の人は最短経路の確認試験が大変だったろうなぁ,などという余計な心配をしてしまいました.